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断食後の食生活

断食をして、ご自宅に帰ってからの食事が、多くの方に気になるところだと思います。

断食は体をリセットして、ある意味赤ちゃんの状態に近づけます。その後、施設での回復食をすることで、量と内容が体に覚えこまれます。小さくなった胃によって少量の食事で満足することを覚えこませ、また、自然食・玄米菜食をすることで、人間がもっとも健康になりやすい食生活を覚えこませます。実際は、これらの食事により良い腸内細菌が増えることを目的にします。そうすると、家に帰ってからの食事は、以前の食事を食べても、あまりおいしく感じなかったり、ちょっと食べすぎると胃が重くなったりします。また、油ものなど、初めの数口はおいしいのですが、ちょっと食べすぎると、やはり重くなったり気持悪くなります。

これは、断食と正しい回復食をすることだけで、体はリセットされ、本来自分の体がおいしいと思うものを美味しく感じるようになるからです。

つまり断食と正しい回復食をするだけで、食生活は自然に変えられるわけです。

 

断食での食生活の改善は、頭で何を食べなくてはならないかという知識で自分をコントロールするのではなく、体そのものが変化して、よりより食生活を自然体で身につかせることができます。ですので、多くの断食経験者が、以前食べていたジャンクフードやファストフードや添加物が入ったものがあまり欲しくなくなったという経験をします。

といっても、短い断食期間では大きな変化は難しいです。たいてい断食期間だけで1週から2週間することで、家に帰ってからの食生活に大きな改善が期待できます。

 

ただ、家に帰ってから、ストレスや付き合いなど徐々に以前の食生活に戻ってしまうことがよくありますが、定期的に断食リセットすることで、体の若さを保ち、老化の促進をとどめていくことができますので、このような断食道場の施設をうまく利用するのがいいと思います。

参考にしてください。